精進料理教室に通い始めて半年が経ちました。でも、今回でしばらくお休みしようと思っています。

- 場所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町59
- 日時:火・金 10時〜13時 1月はお休み。他にも休みの日があります。要予約(まず電話。その後、往復ハガキで申し込み)。
- 金額:3,500円(税込)*当日払い。できるだけお釣りがないよう。
- 持ち物:エプロン、筆記具
- 電話:075-463-1334
この料理教室に通うようになって、海苔をお出汁(だし)の代わりに使うという、テクニックを学びました。今回もそんな品がありました。「ほうれん草のしのだ巻き」です。
薄揚げの表と裏の両方を使うというのも、面白いです。こういう、普段の食材にちょっとした変化をつけてみる、といったものも多かったです。
すりこぎを転がして、中身を剥がすというのも、始めて経験しました。薄揚げを袋状にする時も、こうやった方が、剥がれやすくなるかもしれません。
この「ほうれん草のしのだ巻き」と、「里芋としめじのゴマ味噌煮」、「春菊の梅酢和え」の3品を作り、それにお寺で様して頂いた、二品、ご飯と味噌汁とお漬物で食べ納めをしました。
最低1年通うつもりでいましたが、無職でいるのも2年目に突入しそうな状況で、優雅に料理教室なんか通っている場合か?という気持ちが増し、楽しんでいられなくなりました。



教室は火曜と金曜なので、就職したら通うのが難しくなるのですが、正社員にはならない(なれない?)気もするし、現在の経済的な不安が解消して、料理教室を100%楽しめるようになるまで、休むことにしました。
去年の9月から始め、秋と冬の食材を使った料理は経験済みなので、再開はできたら4月にしたいです。
最後に、約半年間、この教室に通っての感想を書いてみたいと思います。
ここの料理教室は、個人の自宅キッチンや、公民館の調理室で開催される料理教室よりもずっと、開放的で、自然や文化を感じられて良かったです。こういう場所で定期的に催される料理教室は、あまりないと思います。値段も良心的です。


入り口側の縁側に出て、沙羅双樹を眺めることができたり、毎回お庭を眺めながら食事ができたり、お寺には宿坊もあるので、建物の中はかなり自由に行き来できます。
料理の食材のほとんどは、普通のスーパーで売っている、手頃な価格の、普段口にするものばかり。それに一手間かけて作ります。
一人暮らしで自炊なので、ここまでやりたくないというものも多かったですが、誰かに食べさせるためなら、このくらい頑張ってみるか、と思えるもので、特別手のかかるものでもありません。
ここの料理をマスターしたら、小料理屋くらい営なめそうです。お店に入った客がホッとするような、懐かしいお袋の味です。
来年また参加できるよう、頑張ります。
(朝日新聞のサイトに飛びます) 西川和尚のらくらく精進料理
↑こちらでも和尚のレシピを読むことができます。
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